香川大学医学部 ゲノム医科学・遺伝医学  

「香大がんリスク遺伝子パネル35」検査を開始

2025年3月3日(月)

みなさん、ついに「香大がんリスク遺伝子パネル35」検査を開始しました。
本検査は、生まれながらがんに罹るリスクが高い遺伝子異常がないかを調べる検査です。
例えば、乳がんに1年間に10万人近くの方が罹患しますが、そのうち1万人ほどは生まれながらに乳がん発症に関わるBRCA1あるいはBRCA2という名前の遺伝子に異常が認められます。
男性では前立腺がんの発症する可能性が高くなります。
今回の遺伝子の解析には、こうしたがんに関係する35遺伝子をまとめて調べることができます!
がんになられた方はご自身の今後の健康管理や血縁者に遺伝している可能性を調べる目的で、また今健康な方は自分が生来がんに罹りやすい体質かどうかわかることで今後がん検診を受けていくなかでどのようながんに注意したらよいか調べる目的で検査を受けていただきたいと考えています。

詳しい内容につきましては、下記のURLにアクセスしてください。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/hosp/shinryoka/genesinryoka/kensa/

予約のご連絡をお待ちしております。

  

  

香川大学医学部 ゲノム医科学・遺伝医学

様々な疾患の病態解明から診断治療に至るゲノム医療の発展と希少な遺伝性疾患にも力を注ぐ遺伝医療の発展に貢献する医学研究を推し進めます。

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