香川大学医学部 ゲノム医科学・遺伝医学  

遺伝性腫瘍の医療体制は地方でどのようにしていくべきか?

2025年3月8日(土)

がんプロ企画で2024年度 島根大学・岡山大学・香川大学・鳥取大学連携 遺伝情報に基づく、ぬくもりのあるがん医療実践者を育成するコース(インテンシブコース) として、初めて香川大学医学部附属病院主催でセミナーを開催しました。
「遺伝性腫瘍の医療体制は地方でどのようにしていくべきか?」をテーマに、特別公演は、クラヴィスアルクス理事長の太宰牧子様から『遺伝性乳癌卵巣癌~伝えたい当事者の思い~』、美縁代表の西美都子様からは『がん治療と生活の現実、そしてお金のはなし』というタイトルでお二人とも遺伝性乳がん卵巣がんの当事者として、とてもインプレッシブなお話を聴講する機会が得られました。
参加した方々はみな口をそろえて聞いて良かったとまたもっとたくさんの方々に聞いてもらいたいと大反響でした。また、近いうちに是非お呼びして、多くのみなさんにご講演を聞いていただき、遺伝性腫瘍について早くから対策を講じることの必要性を感じていただきたいと考えています。
症例検討会も日頃の診療のなかで経験する貴重な経験を共有できてあっという間の
3時間でした。

  

  

  

香川大学医学部 ゲノム医科学・遺伝医学

様々な疾患の病態解明から診断治療に至るゲノム医療の発展と希少な遺伝性疾患にも力を注ぐ遺伝医療の発展に貢献する医学研究を推し進めます。

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